湖畔荘 ケイト・モートン

森と草の匂い、古い家の埃

まだ祖母と自分たち家族6人で暮らしていたころ、
夕方までに帰ってくるといった自分を除く家族が帰ってくるのが遅く
どこかに行ってしまったのかと思い、とても淋しくなり泣き出した。
一人でいるには二階建ての家は広すぎて
一つ一つの部屋や古い置物が恐ろしくも感じた。
車の音がした時にはとても安心した。
あれはいつのことだろう。

昔のことを懐かしいと思ったり
何かのタイミングで奇跡のような出会いをしたり
人の人生は面白く絡んでいく。
出会いが必ずいいものだなんてことはなくて、
でも、また会う人とはまた出会う。

この本もそうだった。
せっかく海外にいるから海外の作家の本も読もうと探した中の一冊。
(原文で読もうとは思わなかったけど)
気になったまま放置していたら
ロンググッドバイを読んだ後にお勧めされた。
上下巻に分かれていて、結構な分量だけど
イギリス西部の古い街にいる気分で読みふけった。

古い街に行くときや、実家に帰るときに読むといいかもしれない。街にも、家族にもある歴史がこの本を面白くしてくれる。

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あざらし奥さんとパリ暮らし