ポルト旅行中に読むべき5つの小説

今回のポルトガル旅行中には
「1984年」(ジョージ・オーウェル)を読んでいました。

でもこの旅行にこの本を持ってきたのは失敗。

ビッグブラザーがすべてを管理する

薄暗くてざらざらとした空気の”かつてロンドンだった街”。

そこでは自由という概念が存在しない。

国の方針に疑問を持つことも許されず人々は寝言まで管理される。

盗聴法とか共謀罪が成立している日本やアメリカで読んだら

うすら怖く楽しめたかも。

ポルトガルの旅行に似合うのは

青春っぽい本か昔の話。

たとえば「夜は短し歩けよ乙女」(森見 登美彦)は

京都の町の細くて歴史ある道がポルトの街並みに重なるし

ポルトでぜひ読んでほしい。
たとえ道に迷おうとも楽しむ気持ちになれるんじゃないかな。

「天地明察」(冲方 丁)

江戸時代に天文学を研究していた学者さんが主人公。
岡田准一くんで映画化しましたっけ。
世界遺産にも指定されているポルトの町中は
まるで時間が止まったようなところもあり
なんか似た空気を感じます。
僕らの知っているポルトガルの偉人といえばフランシスコ・ザビエルですし。

つい先日読んだ「夜のピクニック」(恩田 陸)もおすすめです。
ポルトガルって坂が多いので
移動につかれるんですよね(笑)
そんな移動につかれた夜に宿で読むと、なんだか自分も青春できます。
まるで一緒に歩いている仲間みたい。
足の疲れさえも楽しめる読書なんてそうはありません。
絶好の機会です!

「オリンピックの身代金」(奥田英朗)
2010年のユーロ危機から立ち直り
夏のポルトにはたくさんの若者が集まっています。
その街の生々しさは
高度経済成長にわいていた1960年代の日本をもかんじさせるよう。
そんな大きな事件は起きない平和な街だけど
暑い川沿いのテラスで
サングラスをかけてワインを飲みながら楽しむ。
なシチュエーションに最高です。

読んでいる人は読んでいる
読んでない人は今後も読まないかもしれない
「ハリーポッターシリーズ」(J・K・ローリング)

は上記の理由で僕がおすすめするまでもありませんが(笑)
世界一美しい本屋とも言われるレロ・イ・イルマオンは
ハリーポッターに出てくる魔法の本を扱う本屋のモデルになったそうです。
街並みも映画の中に通じる風情があります。

この本屋、入店に5€必要ですが
中で買い物するときにその分割り引いてくれます。
記念に英語版ハリーポッターなど買ってもいいですね。


旅行のお供がいい本だと旅行がさらに楽しくなります。
ぜひポルト旅行の時には連れて行ってあげてください。

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