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【ハフトーク】ジレ・ジョーヌから感じた社会の分断

ニュース

今日、日本にいた時の縁でハフィントンポストがdTVでやっているテレビ番組

「ハフトーク」に現地の日本人枠(笑)で出演しました。

 

スタジオで話を聞いてくれてのは

この出演のきっかけをいただいた編集長の竹下さん、そして8bitnewsの堀潤さん。

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ニュースは本当のことを伝えているか

実際の世界と、報じられるニュースがどのように違うのか、

そんな話が広がる中、ジレ・ジョーヌの話に。

日本では、だいぶ刺激的なニュースとして伝えられてるようですね。

僕も、この活動について深く理解ができているわけではありませんが

パリはジレ・ジョーヌの中心ではありません。

中心・代表などもいませんが、マクロン大統領へのメッセージビデオが

700万回再生され、スターとなったジャクリーヌ・ムローさんはボアルという地方の女性です。

パリよりも、政治から見捨てられた地域と思っている大都市圏外の人々の不満が爆発して、

SNSという装置を使って同時多発的に起きている運動です。

(Googleマップにストライキの場所と予定を、Facebookグループで詳細を確認できます)

 

こんな報道があるから、日本から「大丈夫?」と連絡がくるわけですね。

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堀さんの視点

堀さんは独自の視点でメディアを展開するだけあって質問も面白かったです。

正確に言葉を覚えていないのですが、下記のようなことを聞かれました。

 

「シャンゼリゼ通りには燃えたテント・割れたガラスのお店もあるようですが、

翌日の月曜日、どれくらいの割合がこの状態でしたか?

 

と聞かれて思ったのは、100軒中、2・3軒くらいは窓ガラスにひびが入っているけど、

それくらいならフランスではそこまで珍しくない。

ひどい惨状のお店は表参道の原宿駅から、表参道駅くらいまでの長さのなかで、4か所でした。

 

損傷がひどいお店に偏りはありましたか?

 

そう、これは、シャンゼリゼを歩きながら、ふと思っていたことでした。

テントが燃やされたパン屋のPAULやBrioche Doréeはとても大きな会社ですし

ガラスが盛大に破壊されていたMONOPRIXもフランスで最も大きな小売グループ。

 

お金を持っている人、それを優遇する政府へのいら立ちの表れとも考えられますね。

 

ただ、先日も伝えたように、このデモでの破壊行為はジレ・ジョーヌには不本意だったようでs

当日も片づけをしている人たちの動画が投稿されています。

悪意の対象物として、ターゲットにしやすかったとも言えます。

 

また、W杯優勝・革命記念日・大晦日・何かあるときに集まる場所と言えば、シャンゼリゼ通り。

今回も、パリの人たちがシャンゼリゼに集まったのは、とても普通のことだったと思います。

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ジレ・ジョーヌは未来の日本の姿

堀さんの言葉で一番、染みた言葉はこちらでした。

これはただの外国の出来事ではなく、未来の日本の姿

 

フランスの民衆が立ち上がったのは国民性ではない。

本当に彼らが苦しんで、飢えているから立ち上がったんだ、と。

日本だって、徐々にそのような構造に近づいていませんか?と。

ゴーンさんや世界遺産、眞子さまのご結婚などが盛んに報じられる中

出入国管理法改正案・水道の民営化等の法案がサクッと成立しようとしています。

どちらも非正規労働者の人たちの生活を圧迫するでしょう。

 

ぼくは、いますぐに景気をよくする政策なんてないと思っています。

あっても副作用が怖い。

政治や教育は10年以上の単位で先を見据えて変えていくしかない。

 

目先の数年が、楽になるような法案ではなく

先々、あの決断があってこその今の日本です、ありがとう。

と言いたくなるような政治を期待してます。

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フライドチキンは刺激的になり、分断は加速する

現代では、情報を取りに行かない限り、コントロールされた情報が届きます。

 

人の興味を引く情報、見るとアドレナリンが出る情報、誰かを笑うことによって快感を得るテレビ。

10年先の国がどう変わるよりも、今朝捕まった芸能人が面白いし刺激的です。

 

ケンタッキーフライドチキンのブランディングをしている友達から聞いたことを思い出しました。

「スペシャルチキンの企画は『ガリッ』『辛い』の二つしかうけない。

強い刺激しか求められていない。」

 

複雑な味を伝えることよりも、刺激的な物質を与えた方が

企業としては効率が良いですものね。

刺激的で、いま、人に言いたくニュースを伝えることによって、

10年後の政治を考える人が減れば、法制度も作る人側に都合よく作れるようになります。

 

そんなことを考えるきっかけをくれた堀さんのメディア8bitnewsがとても面白いです。

 

安田順平さんが解放されたシリアで起きていることのニュース

東京のサドベリーバレースクールの教育に関する記事など、読み応えあるのでぜひどうぞ。