パリからサンセバスチャンへ電車で行ってきました。
空港って市外から遠いこと多いし、何度か置いて行かれた・フライトが当日キャンセルになったなど嫌な経験があり、その点電車の方が好きなんですよね。
ずっと本読んだり、パソコンも触れるし、いつでもトイレいけるし、移動中のストレス少ないし。
TGVなどSNCFの長距離チケットは窓口に行かずに買えます。そして、アプリ入れたら携帯にQRコード表示するだけでいいのですごく楽。フランスの電話番号があればアプリ内で買えるし、なくてもPCサイトから購入できます。
TGVのチケットをPCのウェブサイトで買う
画像を見ながら、ページを一つずつ説明しますね。フランス語が分からない人でも大丈夫なように説明するのでご安心を。3年住んでる僕もほとんど読めませんからね(おい…笑)
SNCFのウェブへ行く
SNCFの切符購入ページに行きましょう。
行き先と日程を入力
出発駅はPARISと入力すると一番上に出てくる
PARIS(toutes gares intramuros)/パリ市内の全駅を選びます。
パリから出る電車は方面ごとに駅が違うので全駅を選びましょう。どの駅も市内からなら、せいぜいタクシーで15ユーロ・20分くらいです。
到着駅もtoutes gares intramuros/市内の全駅を。
電車の日程(検索条件)を設定する
日付はカレンダーで選べます。曜日が月火水木金土日の順なので気をつけましょう。
(国によっては日曜日から始まりますよね)
時間はDepart / 出発時間とArivee / 到着時間のどちらかで指定します。
乗車人数と詳細を設定する
切符に関する詳細
Trajets directs:直通電車・乗り換えなし
2eme ckasse ・1ere classe:一等車・二等車
(1等車はUSB充電口が充実してて、テーブルなどが広かったり…でも2等車も悪くない)
Flexible ? Voir le Calendrier des prix:日付は未定?値段カレンダー見る?
僕は直通・二等車で探してます。座席の等級は後から選びなおせるのでどちらでも良い。
乗客に関する詳細
年齢や割引カードを持っているか、で値段が変わります。
Nombre de voyegeurs : 乗車人数
Voyageurs handicapes:ハンディキャップのある乗客
25-59ans:25から59歳
Sans Carte Reduction:割引カードなし(僕は25~50%オフのウィークエンドカード*を使います)
Sans programme de Fidelite:割引プログラムなし
*ウィークエンドカードは週末を含む日程で往復チケットを買う場合、25から50%の割引になります。購入方法は別途まとめますね。一度これを持たずに失敗した事件はここに書いてます。
電車の時間とクラスを選ぶ
と、ここで検索始めたら全部の時間にCompletと表示されてます。これは大ピンチ。
Complet:満席と表示されたら
Completは満席なので、この日の上から下まで見て空いてなかったら日程変えましょう。もしくは飛行機か、バスか…(いずれにせよ空いていないか高いでしょう)
上のタブにdim*21 92€/21日(日曜日) 92ユーロと書いているので92ユーロから買える翌日、日曜日を選びましょう。9時52分モンパルナス駅、いい時間ですね。オンダイエまでは4時間49分と表示されています。
*曜日のおさらい:月曜 lundi (lun) ランディ・火曜 mardi (mar) マルディ・水曜 mercredi (mer) メルクルディ・木曜 (jeu) jeudi ジュディ・金曜 (ven) vendredi ヴァンドゥルディ・土曜 (sam) samedi サムディ・日曜 (dim) dimanche ディマンシュ
一等車・二等車などを選択
切符種類の用語
Non modifiable:変更不可 Modifiable sous conditions:出発30日前は5€、それ以降は15€の手数料で日時変更・キャンセル可能 Modisiable:変更可能 1ereclasse:一等車
選んで、Choisir cet aller / 行きの切符を選ぶを選択しましょう。
ここから Details de voyage / 道中の詳細(経由駅など)
Votre place / 場所を選ぶ(窓側、二人が向かい合わせの席)を選べます。
席選びの注意点
指定しない場合は2人だと並びの席になります。
※進行方向に対しての席指定はできません。
(4人の向かい合わせ席以外は進路と逆の席になっていることも多いです)
帰りの切符を選ぶ
引き続き帰りの切符を選んでいきましょう。気をつけてほしいのは行きの日程を一日ずらすと、帰り日程も変えてくれることがあるので、もう一度日付をよく見てください。
切符を選んでも画面が変わらないとき
席を選びましたが、画面が変わりません。上の方に×マークが出てますね。
les dernieres place disponsiblesって出ちゃったら
×マークのところに
「Oops les dernieres place disponsibles ont ete vendues.Veuilles un autre train.
おっと!最後の席がなくなっちゃいました!ほかの電車を探して!」
と出てますね。時間を考えるのが長すぎたようです。諦めて別の電車を探しましょう。
別の電車を探す
オプション:保険・ホテルなど
保険の有無を選ぶ
フランスの電車は頻繁に遅れたりキャンセルになることもあります。この保険に加入すると出発が遅れたら10ユーロ・キャンセルになったら50ユーロ払われます。
(入らなくていいと思います)
レンタカーやホテルの紹介
どこの国でも同じですが、おまけにいろいろ買わせようとしてきます。必要であればどうぞ。
ねんのためExpediaの検索フォームも置いておきます。
電車を確認したら、支払い画面へ
上に書いてある
「Le prix de votre billet est garanti 11:02」は「11時2分まではこの値段を保証します」という意味。ホテル見たりしてて、時間過ぎるとチケットの取り直しになることも。
画面がグレーになっちゃったら
Session espiree / セッション切れ
あなたが予約しようとしたチケットの値段保証期間が終わりました。最初からやりなおしてください。と出てるので、最初からやり直しましょう。
切符の確定
乗客の個人情報入力
確定すると、個人情報の入力画面に移ります。
Poser une option:Votre place a son tarif est bloquee a payer le jeudi avril …
「オプション:この切符を今買わないで4月11日木曜の9時52分までに買う」
というオプションも選べます。
連絡先の入力
Choisir un autre mode de retrait / チケットの手配方法を選ぶを選択。
Eチケットの送付先
E-bilet / Eチケットを選択するのがおすすめ。
- Borne libre-serviceは街中にある発券マシンで発券
- Retrait en gare ou boutique SNCF / SNCFの駅またはチケット売り場で受け取る
- Envoi a domicile / 紙のチケットを郵送する
Borne libre serviceは街中にたくさんある発券所で受け取れるよ!というサービスですが、それほど数は多くありません。当日駅で受け取るのが簡単かもですが、結構面倒です…マシントラブルとか、思ったよりもぎりぎりに駅に着いたときなど焦りますもんね…
街中のマシンはSNCFのリンクに住所や、ホテルの名前などを入れると最寄りを教えてくれます。
予約担当者の名前・アドレス(Eチケット送付先)を入力
E-mail / メール Confirmez votre e-mail / メールアドレスの再入力(確認)
Mme・M / 女性・男性 Prenom / 名前 Nom / 名字
Telephone / 電話番号(フランスの番号のみ入力可能・必須ではない)
メールアドレス間違えるとどうしようもないので、ちゃんと入力しましょう。
名前と生年月日の入力・アカウント作成
Mmeはマダム(女性)・Mはムッシュ(男性)Prenomが名前でNomが名字です。
Date de naissance / 生年月日は日/月/年の順なので気をつけましょう。
Creer mon compteはアカウントを作る。
Facebookメッセンジャーに予約詳細を送ることもできます。
アカウントは作成しちゃうのがおすすめ。アプリとの連携がすごく簡単になります。
支払いページ(VISA・Master・Amexなどに対応)
カードの選択
フランスのデビットカードがCarteBlueなのでCB・あとはVISA・マスター・アメックスが使えます。
カード情報の入力
Numero de carte:カード番号 ・Dare d’expiration:有効期限(月/年の順)
Code de securite:セキュリティコード(カード裏面の3桁、Amexなら表の4桁)
Enregistrer ma carte:カード情報を記憶させる/アカウントに紐づけてカード情報をサイトに保存
めんどうですが、いつも保存しないを選択しています。
支払いを確認
このボタンを押したら完了です。
Eチケットの確認
支払いが終わるとメールが飛んできます。このメールにはEチケットのリンクがついているのですぐに確認しておきましょう。
メールの下の方にVotre Voyageという旅行の詳細ページがあります。
e-billetの印刷またはアプリへの登録
紙のチケットが良い人は印刷を、ものを増やしたくない人はSNCFのアプリへ登録しましょう。
SNCFのアプリについては今週末アップするので、少々お待ちください。