TGVの乗車録(パリ・ストラスブール往復2人216€+罰金250€!?)

アルザス

今日の始発駅はパリ東駅(Gare d’Est)です。

20分くらい前に着いておけると安心。

 

ここからTGVでストラスブールを目指し、

普通の電車に乗り換えてコルマールまで行く予定。

 7:44  パリ東駅発(TGV)
9:43  ストラスブール着
10:51 ストラスブール発(TER)
11:21 コルマール着

 

電車のホームは直前発表

駅に着いたらとりあえず、掲示板を確認しましょう。
今年はストライキが長引いているから運行するか怪しいし、
ホームは20分くらい前まで発表されません

 

早めに乗りましょう

発車時刻の5分前には乗っておきたいです。
2分前くらいにドアが閉まりました(笑)

 

TGVは基本的に指定席です。

(二等車の自由席も少しだけあります)

日本で自由席を買った場合は
間に合わなかったら次の電車でも大丈夫ですが
フランスの切符は電車が指定されているので時間厳守です。

 

自分の席番号のところに知らない人が座っていることがあるので
その時は恐れずに話しかけましょう。
空いている席に座るの、結構普通です(笑)

 

TGVはとても快適

座席が進行方向の逆向きなのが落ち着かないけど、
(行きも帰りも逆向きでした)
トイレもきれいだし、中には売店もあって面白いです。

 

座席は飲み物置くテーブルと
広いテーブルが出せます。
なんと充電用のコンセントも!

Wi-Fiもあるよ!って書いてあったのでつないでみたら
機能しませんでした、ざんねん。

 

座って駅で買ったパンを食べていたら車掌さんが巡回に。

 

切符の管理

切符の管理はSNCFの出しているOUI.SNCFが便利。
App内にEチケット入れられるので
車掌さんが回ってくるときこのアプリ見せれば終わりです。

 

アプリ内でチケットを買うこともできます。

 

ここで問題が発生

 

チケットは予定が決まり次第ウェブで買うのが便利

TGVの値段は一定ではありません

 

すごく朝早い電車は安いですし、
ひと月以上前に買うと半額くらいの値段で買えたりします。
(安い分、変更できないチケットもあるので注意です)

 

今回、ウィークエンド割引というのを使って
さらに25%安く買いました。
これがトラブルのもとになったのです…

 

SNCFのウィークエンドパスは一年間週末が25%オフ!だけど

Weekend year pass は
一年間、週末の運賃がすべて25%オフになるという割引で
僕はこの割引をして買ったのだけど、
このカードを契約していませんでした
買うときに、年会費を加えても
このほうが安くなると思って買ったのですが、
申し込みを怠りました、、。

 

結果、車内で258€を支払うことに(罰金+追加運賃)。

 

でも、車掌さんがやさしくて
駅でウイークエンドパスを買えるし、
もしかしたら、そこで罰金を払い戻してもらえるかもしれない
とのこと。

気を取り直して、車内でゆっくり本を読みました。
(このとき、フランス人にクレームするときのコツ*
奥さまが活かしてました)

車内でウェブからウイークエンドパスを買って
ストラスブール駅の駅の切符売り場に行きました。
 *フランス人にクレームするとき大事なこと
①私は困っている、助けてほしいと伝える。
②絶対に相手を責めない
③マシーンが悪い、システムが悪い、と怒る。

ストラスブールで人のやさしさに触れる

 

ちょうど一時間くらいの待ち時間があったのも幸いです。
番号札をとって20分くらい待ち
お姉さんに相談します。

 

実は、僕らはパリから往復のチケットで来てて、
それをウィークエンドチケットで買ったんだけど
その割引定期を買わなきゃいけないことを知らなかったんだ。
車掌さんから、ストラスブール駅で相談したら払い戻ししてもらえるかも。

 

って言われたんだと打ち明けます。
そしたら、お姉さん、

ちょっと待って、マネージャーに相談してくる、と。

パリにはこんな優しい人いないです。
車掌さんも、駅員さんも。

 

そしてなんと、払い戻せるわよって!
電車の中で買った年間割引券もプリントアウトしてもらって
一件落着です。

 

まだ時間が残っていたので、割引券用の写真も撮って

無事にコルマール行きの電車に乗れました。

コルマール行の電車は普通の電車。
指定席もなく、ただ乗るだけです。
ちなみに車掌さんも回ってきませんでした(笑)

車窓にブドウ畑もちらほら見えながら
電車に揺られること30分。

待望の目的地、コルマールに到着です