昨日は不動産関連の解約・引越し・契約に関してのまとめでした。家のことの不安が解消できたら次はフランスのインフラ契約関連と、役所への届け出について確認していきましょう。
電気・ガスの解約:1カ月前
電気・ガスの解約:1週間前
電気はEDFのに連絡し、国外引越しするので解約したい旨を伝えて*、最終検針と支払方法を確認します。※月曜から金曜の8時から20時まで(解約・契約に関する窓口・09 69 32 15 15 )
*連絡時に必要なもの:利用明細・顧客番号()
参考:EDFホームページ
退去日以前にフランスの銀行口座を解約する場合:1週間前
引越し1週間前にEDFに電話をして、メーターの数字を字船読み上げ、一週間後までの電気代を含んだ金額を出してもらって払います。
銀行口座を残しておける場合:1週間前
連絡さえしておけば、いつも通り口座から引き落とされます。
ガス
ガスを使ってる人はほどんといないと思いますが、ガスはGDFのウェブから解約できます。
インターネット・電話・保険などの解約:1カ月前
携帯電話
携帯電話の解約は文書による通知(書留 / Lettre recommandee avec reception)*または店頭で行えます。月ごと契約の場合は文書のみで大丈夫、1年単位の契約になってる場合は、出国が理由での解約と伝えて解約すれば、違約金はかからないとOrangeの人が言ってました。
*郵便の送り方はこっちに詳しく書いてます。
うちはfreeとOrangeを契約しているので、解約したら手続き内容を報告しますね。
ちなみにfreeは海外からも文書で解約できます。解約用書類のフォーマットがこちら(編集可能なGoogleドキュメント)。
インターネット
インターネットを個人で契約した場合、モデムごと返却する必要があるので少し面倒です。解約連絡をすると、返却用の段ボール箱が送られてきて、解約書類など一式も送る流れ。
友達は一緒に入れた書類が入ってなかったと言われてあらためて書留郵便送ってました。いっそのこと同封書類と書留書類二通作って送ってもいいと思います(笑)
保険会社
保険に入っている場合は、各担当者に1か月前までに連絡を入れて、書面で解約依頼をします。わが家は入ってません、住宅保険に入ってるはずですが、契約は奥さまの会社なので…。車もっていた方はその関連の保険などもお気をつけください。
銀行口座の解約:1カ月前
フランスの銀行口座①:LCL→解約
口座解約をする場合は最低でも1か月前に担当者に連絡して、解約の書類を作成する必要があります。LCL銀行の場合は担当者にウェブまたはアプリからメッセージで解約をしたい旨を送ると手続きができます。また、ユーロを円に換える場合はTransferwiseがおすすめ。
メールのやり取りで口座が閉じられたという方もいますが、ピラミッド支店のOさんの場合はこちらのPDF書類に署名をして送付してくださいと言われました。
奥さまの会社では、日本に帰った3か月後にフランスの人事の人から書類を送ってもらって解約するという段取りになっているそう。
ユーロ・外貨の日本送金:Trasferwise
なお、電気代の引き落としなどで口座を残しておく人・ユーロが口座に残ってしまった人は、残金を日本口座に振り込みしてもらう手続きが発生しますが、日本口座に振り込みだと最低2%くらいの手数料がかかります。
Transferwiseだと、1万ユーロ送金して手数料は48.38 ユーロ、着金は126万円。だいたい0.5~1%以下の手数料かな。ふだん行う海外から日本への送金もTransferwiseが一番便利・かつ安いです。
ここから手数料確認できます:TransferWise送金シミュレーター:両替レート計算ツール
フランスの銀行口座②:N26→維持
帰国後もヨーロッパに口座ある方が便利かな…と思い一旦こちら残しておくことにしました。こちらはウェブ経由で解約もできるし、口座の維持費も基本的に無料*で、デビット機能付いたマスターカードがついてます。
*フランス・スペインで口座を作った場合、3ヶ月で9回以上カードを使わないと月2.9€の口座維持手数料がかかるそうなのですが、このあたりはspotifyとかの支払いなどに充てるか、ドメイン使用料(leiwa.frとか持ってます 笑)など、考えてみます。手数料が発生しそうなときはメールとアプリから教えてくれます。
Googleアドセンスの支払いはフランス口座にしてるし、お金を移動するのはTransferwiseあるから困らないし、N26の口座は置いておくことに。
アカウントの解説は書類送ったりせずに、ビデオチャットで終わり。パスポートと滞在許可証を用意して、英語のテレビ電話で認証が完了します。英語アレルギーなければ維持費も安いN26が最高。
参考サイト:N26の口座開設
フランスに証券口座がある場合
フランス版のNISAにあたるPEA口座などの処理については少し面倒です。PEA口座は原則5年以上の保有が条件になるので、5年以内に帰国すると解約、そしてその売却益などはフルで課税されます。証券口座の開設について調べた時の記事があるので参考になると嬉しいです。
各種役所系への届け:1カ月前
税金・罰金などの支払い
日本を出るときも、住民税の支払いなど行ったと思いますがフランスを出るときも同様。未納の税金や駐車違反などがある場合は管轄税務署で確認しましょう。
と言ってもうちは奥さまの会社におまかせしているのでわかりません…これまで個人で税金を払ったことないので(人事の方がやってから、一部請求が来るパターン)今回も同じパターンになると思います。(役に立たなくてすみません…)
郵便物の転送手続き
郵便物は郵便局に有料転送サービスが申し込めます。が、めっちゃ高いです。パリに住む友人宛に転送するなら1年115ユーロ、日本までだと1年で220ユーロ。
郵送されるもので手元に届いてほしいものはないのですが、アメックスカード・エールフランス・ボンマルシェには連絡します。以前住んでいたらしい人の郵便が届いてたのも、こんな高いからなんですね。イシハラジュンイチロウさんだったかな、めっちゃ名前似てる人の請求書届いたことあり(笑)
学校の手続き:1~3カ月前
転出が決まり次第担任の先生に連絡し、学校で転出の正式な手続きを行います。日本の学校に編入・入学するときに必要な書類を用意してもらいましょう。
- 成績証明書・在学証明書など(学校名・就学期間・卒業または在学年・成績などの教育歴の証明)
- 健康診断書
- 日本語学習の評価や記録(日記や文集なども含む)
- その他(学習状態を判断する資料)日本語学校の内申書・調査書・推薦状・知能テスト・通信教育の配布物など
※これらの書類は帰国後すぐ必要なので、パスポートなどと一緒に保管しましょう。
帰国後、居住地の学区に入学する場合
役所で住民登録→学校が指定される→学校に入学通知書を持参→編入学
帰国子女向けの特別機関に入学
海外子女教育振興財団または、希望する学校へ問合せ
在留届・離仏届け
在フランス日本大使館に在留届・離仏届けを新たに申請します。届け出書類は大使館サイトのここからダウンロードできます。
担当の大使館によって若干規定書面が違うので気をつけてください(笑)。
おわりに
とりあえず、いま僕が把握している届け出はこれくらい。
引越しに関して、や帰国免税品を買うときなどの書類も随時追加していこうと思いますので、わからないことや、補足、訂正などあればメールやTwitterなどでご質問いただけると嬉しいです。