フランスで投資【証券口座を開く.4 フランスの口座の種類編】

LCL銀行の面談に行ってきました。

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結論はまだ出ませんが、ネットパンキングを検討しようと思っています。

株式などを買うためにとれる手段は以下の4つあります。

◆LCL銀行で行う場合

(1)普通口座から買う

(2)PEA口座を開く

(3)Assurance Vie口座を開く

◆他銀行に口座を持つ場合

(4)他銀行に普通口座及びPEA口座を開く

(1)Compte de Depot(普通口座)

 フランスの場合、証券を買うのに証券会社に口座を持つ必要はありません。

 普通口座から買うことができます。

 購入手数料は2.5%

 ここで得た利益に関しては100%課税されます。

 (所得税+17.2%または源泉徴収30%)

 無利子

 口座維持手数料などは今と変わりません

 (4.5€/3ヶ月 ただし800€/月以上の定期的な給与振り込みがある場合は不要)

 これまで通りカードの保険料はかかります

 (3.75€/月 Assurance Moyen de Paiement)

(2)PEA口座(定期株式口座)

 5年以上引き出さなかった場合は売却益は非課税

 2年未満だと22.5%2~5年で19%

 口座維持手数料は20€くらい/年

 購入手数料は2.5%

 8年以上は持てない

 (継続できるけど8年以上たつと口座内のお金は動かせない、解約のみ)

 9年目はまた1年目としてやり直し

 口座上限金額は150,000€(19,147,000円/2018.5.26現在)

(3)Assurance Vie(定期預金口座)
 株式の売却益は課税対象

 (所得税+17.2%または源泉徴収30%)

 元本保証の上、利率が高い(普通預金口座Livre A0.75%に対して1.5%)

 入金手数料が4%なので預けて3年目にようやく元金と同じ金額になる

 死亡時など、口座が凍結されずに相続人に引き継ぐことができる

 一生持つことができる

 購入手数料は2.5%(一部商品については不要)

 銀行が作った金融商品を買うこともできる。

 (金融商品を買う場合は元本保証・利子1.5%の対象外)

(4)他銀行にPEA口座を開く

 5年以下の解約だと課税対象・8年以上は持てない

 口座上限金額は150,000€

 PEA口座維持手数料が無料・購入手数料が無料のところもあり

 普通口座の維持手数料が4~5€/3ヶ月

 (給与振り込みなどの毎月大きな金額の振り込みがある場合は不要の銀行も多い)

 カードを発行する場合保険料3~4€/月

 LCLを解約する場合もマンダテイルにサインすると振り替えなどの切り替えをしてれる

このパターン(4)を選択しようと思うけど、LCL銀行は解約したくない。

(日本人の方がいるので、万が一困ったときの対応にも不安が少ない)


給与振り込みを2つの銀行に分割できると一番良いので
奥さまの会社に相談してみます。

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