【海外から帰国・引越し】Google AdSenseへの申請

海外へ・海外から、アドセンスアカウントの引っ越し方法ノウハウ

フランスに残したLCLの銀行口座を閉めるので、Googleアドセンスの振込口座をN26(ドイツの銀行)に変更しようと思ったんです。でも、この銀行は登録できないそう…EU内だから大丈夫だと思ってたけど、国をまたぐことはできません。

と、なると、住んでいる国を変更して、銀行口座も変更したいのですが、そのための設定が見つからない…調べてみたら、一部の人以外には居住国変更は難しいのです。

※帰国前にフランスでやるべき解約手続き日本での携帯などのインフラ準備引越しの下準備帰国前後のタスク・買い物リストはそれぞれのリンクをどうぞ。

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国内での引越しの場合


 

国内の引っ越しを調べて、この記事へ来ちゃった方もいるかもですね。国内での引越しは誰でも簡単、すぐできます。

アドセンス>お支払い>設定>設定を管理する>お支払いプロファイル>名前と住所

ここから住所を変更しましょう。新しい住所を申請してなかったのを怒られることはほぼありませんが、PIN番号を再発行したい場合などに備えて、住所変更はマメにしておくのがおすすめです。

Googleアドセンス海外引越住所変更手続き

Googleアドセンス海外引越住所変更手続き

名前、住所の表記は普通に日本語で大丈夫です。

Googleアドセンス海外引越住所変更手続き

この後、「保存」ボタンを押したら変更は完了!

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グーグルアドセンスって居住国を変更できる?

じつは、アドセンスには居住国変更の設定が出るあります。が、みんなできるわけではありません。このページを開いて、居住国変更の画面(↓)が出る方は、変更手続きが出来ます

Googleアドセンス海外引越住所変更手続き

2019年7月現在、このページは100ドル/週くらいのアドセンス売上がある人にのみ、開かれるそう。僕はこのページは見られず、アドセンスのQAページに飛んじゃいます…泣

Googleアドセンス海外引越住所変更手続き

「何をお探しですか?」のページが出た方も大丈夫。2・3日間広告収入が入らなかったり、多少の手間がかかりますが、これまで育てたブログが無駄になることはありません。問題なく復旧できます。

居住国の変更ができる場合

申請してから担当者とメールのやり取りをした上で二日くらいで変更できるそうです。ただ、誰でもできるわけではなく、だいたい100ドル/週くらいのアドセンス売上がある人限定です。

(ちなみに僕は変更できません)

この変更は、Googleの方が人力で対応してくれるので、一部の人にしか対応しないのでしょうね。

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グーグルアドセンスで居住国変更ができない場合

Googleアドセンス海外引越住所変更手続き

この場合、Googleさんも書いているように新しいメールアドレスでアカウントを作るしかないんです。

【不安】アナリティクスとアドセンスのアカウントが違っても大丈夫?

新しいアカウントにアドセンスのデータは引き継げないのはしょうがない、でも、これまで蓄積したアナリティクスのデータと、これからのアドセンスデータ、連携できないと困りますよね。

大丈夫。新しいアカウントが合格したら、これまで使っていたメールアカウントに紐づけられるんです。

では、新しいアカウントの作成をしていきましょう。

新しいアドセンスアカウントの作成

こちらは以前、申請されたことがある方が読んでると思うので、簡単に説明しますね。

①メールアドレスはこれまでのアドセンスで使っていたものと違うものを用意してください。普段使っているものでなくて大丈夫です。例えば、ブログの問合せ用に作ったメールアドレスなど、なんでも大丈夫です。

②サイトURLは以前のものと同じでも大丈夫ですが、僕は記事数の実験をしたかったので放置していたはてなブログを使いました。こちら、記事数はたった5記事!

ブログを開設したのが今年の3月、4記事だけ書いてあったものに、新しく1記事足して申請でしたが、無事に10時間ほどでアカウントが作成できました

③アドセンス認証コードの貼り付け場所は、はてなブログの場合は 設定>詳細設定>検索エンジン最適化>headに要素を追加

ワードプレスのテーマ、Cocoonの場合はCocoon設定>アクセス解析・認証>その他のアクセス・解析コード設定>ヘッド用コードの部分にアドセンスコードを入力すれば大丈夫です。

アドセンスコードを入力終えたら、しばらく待つのみ。一度寝ましょう(笑)

新アドセンスアカウント作成後にするべきこと

新しいアドセンスアカウントが作成できた方、お疲れさまでした。さて、アドセンスの配信を始めるとともに、いくつかやっておいてほしいことがあります。

古いアカウントのデータをダウンロード

僕は、これを忘れてアカウントを停止して、新アカウントに紐づけてしまったので、どうやって配置していたか覚えておらず、ゼロからアドセンスの設定調整中です(泣)

以前、どのような広告配置をしていて、どこに広告コードを入れていたか、確認したいところです。同じ配置をすれば、アカウントの国籍が変わっても、同じだけの売上が上がるはず。

①アドセンスページのレポート>広告ユニット>全期間のデータをダウンロード
②広告>広告ユニット>各広告の設定をスクリーンショット
③広告>広告ユニット>自動広告の設定をスクリーンショット
この3つを保存しておきましょう。

アナリティクスと新しいアドセンスをリンクする

アドセンスの認証が下りたら、さっそくアナリティクスと連動させましょう。まず、アドセンスのアカウントの管理者を追加します。

アドセンス管理者の追加

アドセンスを開いて、アカウント>アクセスと認証>ユーザー管理を開き、アナリティクスと連動しているメールアドレスを入力して、招待を押しましょう。

僕の場合、selkie~gmail.comが新しいアカウント、yu1roがメインで使っているアナリティクスに連動しているアカウントです。

Googleアドセンス海外引越住所変更手続き

すると、下記のようなメールが届きます。指示に従って手続きを進めましょう。

Googleアドセンス海外引越住所変更手続き

まず、本文内のリンクをシークレットウィンドウ*で開きます。ウィンドウズなら右クリックしてシークレットウィンドウで開く、を選ぶか、文末のURLをコピーした上で「コントロール+シフト+N」でシークレットウィンドウを開いて、URLをペーストします。

*シークレットウィンドウで開かないと、さっき作った新しいアカウントの方にログインしちゃいます。

開くとこんなページ、赤丸のところをクリックしてサインインします。

Googleアドセンス海外引越住所変更手続き

ログインをすると、すぐにこのページへ移動します。

Googleアドセンス海外引越住所変更手続き

これで、これまで使っていたグーグルアカウントから、新しいアカウントが開けます。

アナリティクスとの連携

続いて、アナリティクスを開きましょう。「左側一番下の歯車「管理」>プロパティ>AdSenseとのリンク設定」を開いて「新しいAdSenseリンク」をクリックします。

Googleアドセンス海外引越住所変更手続き

先ほど、このアドレスに新しいアドセンスアカウントを紐づけたので「リンク済みのAdsenseプロパティが1つあります」と表示されているはず。

Googleアドセンス海外引越住所変更手続き

コンテンツ向けAdsenseを選んで続行を選択

Googleアドセンス海外引越住所変更手続き

リンクしたいアナリティクスを選択します。

Googleアドセンス海外引越住所変更手続き

僕がふだん使っているアナリティクスデータは「すべてのウェブサイトのデータ」なので、こちらを選択。

Googleアドセンス海外引越住所変更手続き

続けて、リンクを有効化、をクリックすると設定は終了。

Googleアドセンス海外引越住所変更手続き

最後に完了をクリックして終了です。

ads.txtの設定を忘れずに(cocoon/FTPソフトでの設定)

この設定をしないと、広告配信が停止されちゃいます。10日以上止まる人もいるので、注意される前にやっておきましょう。僕もこれを忘れていて3日ほど広告配信が止まりました。Cocoonなどワードプレスの人向けの設定方法を書いておきますね。

「ads.txt」テキストファイルの作成

下記一行のテキストファイルを作成します。メモ帳やSublime Textなどで新規メモを作成しましょう。Amazonアソシエイツなどは必要ないらしいのですが、今後各社とも表記が必要になるかもしれません。

google.com, pub-1234567890123456, DIRECT, f08c47fec0942fa0

上記の赤字部分だけ、自分のアカウントIDにして入力します。

Googleアドセンス海外引越住所変更手続き

アドセンスにアクセスしたときに出てる、この部分がアカウントIDです。f08c~はグーグルアドセンスに与えられたIDなので、変更する必要はありません。名前を付けて保存、で「ads.txt」で保存。

「ads.txt」テキストファイルのアップロード(FFFTPの場合)

テキストファイルはサイトのpublicに置きます。って言ってもわかりづらいですよね。僕も何度これをググったことか…僕が使っているFFFTPというツールだとこのように表示されてるところです。

Googleアドセンス海外引越住所変更手続き

自分のサイトのURLの下に/public.htmlと書いてある場所へ、先ほど作ったads.txtをドロップします。

「ads.txt」テキストファイルのアップロード(Xserverの場合)

XSERVERのInfoPanel>ファイル管理>WebFTPを開き、自分のサイトURL/public_html/」に移動し、「ファイルのアップロード」をクリック。先ほど作成したした「ads.txt」を選択し、「アップロード」をクリックで完了です。

アドセンス広告が配信されるまで・支払われるまでの日数

広告が配信されるまで、ほんの2時間ほどだったのですが、僕は先ほどのads.txtを忘れていたため、3日ほど広告配信が停止されちゃいました。アドセンスの広告を始める前に、忘れずに書いておきましょう。

住所確認に必要な日数

アカウントを作成しても、住所確認ができないと支払いは行われません。日本のGoogleの場合は広告成果が1,000円を超えた日から2週間ほどで、6ケタの認証コードが記載された転送不要郵便が届きます。

国内から発送されていると思ってたので、2・3日で届かと思いきや、ベトナムのハノイから発送されるのです。と、いうことで2週間待ちましょう。

最初の支払いは翌月の20日前後

支払いのタイミングは、支払い基準額(8,000円)の売上を超えた月の翌月20日ごろです。僕は7月から新しいアカウントにして、なんとか来月から振り込みが始まりそう。

基準額に達した後に、振込先口座を入力するので、それが終わってようやく、手続き完了ですね。ここまで終えた方、お疲れさまでした!何事もなく手続きが進んでいたら幸いです。

もしわからないことあれば、何でも聞いてください!と言いたいところなのですが、自分もほとんど素人なのでお力になれるのかどうか…まずは30分ほどググってみた方が早いと思います(笑)ご健闘をお祈りします!