僕は、料理は好きです。友達を招待してごはんを作るのも美味しいご飯を食べに行くのも大好き。
なんで料理を辞めたか、それはフレンチの業界が合わなかったから。
殴られ、怒鳴られ気づいたこと
日本で早くからお店を任されて修業をせずに30半ば。奥さまのフランス転勤をきっかけにいちから修業を頑張ろう、と思ってフランス来たけど料理なんて頑張ってうまくなるものでもないんです。
上手く行くか、というよりも飛びぬけることができるのか…
料理人は普通に働くだけでは豊かになるのは難しいです。図抜けた成果を出して料理を自分のものにしたいという欲望があるかどうか。この急な坂を上り続ける覚悟があるか…
殴られ怒鳴られ立ち止まってみれば僕にはそんな欲望はありませんでした。僕には料理がツールでしかなかった。人が集まるお店にするための道具。自分の芯とは関係ないものだったのです。
結果、パリで2年働いて退職。現在奥さまのための自宅料理人です(笑)
パフォーマンスを下げる暴力の連鎖
なんで、料理人は暴力や暴言を当たり前だと思っているんだろうと疑問でした。昔こんな先輩がいて最悪だった、という人がその先輩と同じ嫌がらせをしたりする。
師匠の名前で責める人「お前、○○ではこんなクソな仕事してんのかよ、○○さんもカスだな」、失敗した仕事を写真に撮って共通の知人に送って「マジヤバいなって言ってるぜ」って笑う人。極めつけは「グランシェフが来たらみんな殴られてた」って言うシェフはキレたら殴ります。
本当に驚くくらい、同じ言動・行動で人を追い詰めます。
そんなシェフたちに言わせると
・「この業界はそういうものだ。そこで生き残れるかどうかしかない」
・「あのレストランだったらフライパン飛んでるぜ、うちの店はやさしい」
基準が間違っているのに気づきません。
パフォーマンス最高の仕事をするチーム
料理は一瞬一瞬の判断が大事だけどそこでよい判断をするには何を発言しても大丈夫な雰囲気が一番大事。Googleさんの研究でも明らかになっています。心理的安全性がパフォーマンスを左右するそうです。
怒鳴られても殴られても誰よりも多い時間、安い給料で修業しろ。そんな業界の人が、「いい人が見つからないんだよねー」って言っている意味が分からない。
辞めた僕が言うのも申し訳ないけど「誰が働きたいんですか?そんな環境で」
職場を選ぶときに気をつけること
でも、世の中ひどいお店だけではありません。先日行ったFrenchieというレストランは職場のみんなが本当に楽しそうで、いい雰囲気でした。フランスでは、雇用前に一日お試しすることも多いです。
そのときに見るべきなのは皿洗い・ホールスタッフや一番の若手、そしてほかのお店を馬鹿にしていないかというところ。誰かを見下すことによって、コミュニケーションする人たちはスタッフ内でも同じことをします。
見下すクセがある人は、人を大切にするより、利用する方法を考えます。それが原因となり、キッチンとホールの足並みが全くそろわず責任を押し付けあってるお店もあります。
お客さんにとっては迷惑でしかないけれど。
料理が好きなのか、人が好きなのか
フランス料理が大好きで美味しいものを作り上げるために夢中になって時間を忘れられる。そんな人にはフレンチ業界勧めるけど、「人が集まる場所が好き」だからレストラン業界を選ぶなら僕は別の選択肢をすすめます。
僕は駐在の帯同というチャンスだったのでこのブログを始めました。ブログだって、人が集まるんですよね。道案内だってできるし、困った人が知りたいことを伝えることもできる。
たとえば、前田裕二さんがやっているSHOW ROOMだってコミュニティだし、いろんな人が集まるオンラインサロンだって居場所になる。海外にいるんだったら、まずネットの中のコミュニティを除いてみるのも一つです。
僕は小さいころからずっと本を読んでたし、大人になってから文章を書くのも好きだったのでブログ田が一番入りやすかったけど、まず、向いている場所を探すのも大きな一歩目。
道に迷った時にいいウェブサービスと本
人って自分では自分の強みに気づいていないので、立ち止まるなら鏡を見るチャンス。占いとかじゃなくって科学的な分析ができる「ストレンクスファインダー」はおすすめ。
中古品がメルカリとかで安くなってるんですが、一回しか使えないシリアルナンバーを使ってweb上で試験します。必ず新品を買いましょう。先日SNSのコンサルをしている人に言われた強みのひとつも「調和性」だった気がします。
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柔軟性
あなたは、好奇心旺盛で興味の範囲が広く、ものごとを柔軟にとらえることができます。また、突発的なできごとに対して臨機応変に対応することも得意です。何に対しても「もっとよいやり方があるはずだ」と考え、様々なアレンジを繰り返していくため、あなたの取り組みはどんどん進化していきます。あなたにとって、ひとつのやり方しか考えないことは悪なのです。
結果を出し続けていることが知れ渡るにつれて、周囲の人は改善したいことがある場合、あなたの視点やアイディアを求めるようになります。
現実思考
あなたは、等身大の自分を軸にして、現実的にものごとを考えることができます。また、実際にものごとに取り組む際は、成果のみでなく、そこにいたるまでの努力の過程も大切にしています。夢物語にはあまり興味がなく、実際的なものこそ価値があると考えています。あなたにとって重要なのは、「今この時」であり、「現実」なのです。
あなたは常に具体的で現実的な提案を行い、実現可能な目標を定め、真摯に努力します。周りからは「地に足がついている」と表現され、その堅実性・実現可能性を評価されることが多いでしょう。
独創性
「人と同じではつまらない」あなたはいつもそう考えています。あなたはオリジナリティにこだわりをもち、仕事でもプライベートでも自身が納得できるかを重視します。あなたは、常識にとらわれず広い分野から情報を収集し、興味がある題材が見つかると自分だったらどうするか必ず考えるなど、自身の独創性をより高める努力をし続けます。
周囲の人はあなたのユニークな発想に魅力を感じ、次にあなたが創り出すものを楽しみに待っています。
受容力
あなたは、和やかな人間関係を重視し、考え方やタイプの異なる人に対して拒否反応を示したり、自分の主張を押しつけるようなことはありません。人が集まる場において、あなたは誰に対しても自然と穏やかに対応します。あなたに受け入れてもらえていると感じ、安心感を得られる人も多いはずです。
また、あなたは環境や事実もありのままに受け入れます。周囲の人から、新しい環境においてルールや雰囲気にスムーズになじむことができる点を評価される機会もあるでしょう。
悠然
あなたは常にゆったりと構え、じっくりと考えたり取り組んだりすることができます。長い目でものごとをとらえ、あせらず気長に進めることが得意であり、目先の小さなことに気を取られて考えが変わるようなことはありません。特に将来のことを考えるうえで、あなたの長期的な視点から生まれる発言や提案はとても参考になるでしょう。
また、悠然とした態度には、周囲の人を落ち着かせ、「改めて考えてみよう・焦って決断してはいけない」と考えさせる効果があります。あなたの精神的なゆとりが、周りの人を落ち着かせるのです。
うん、この人ブログに向いていると思います(笑)
本当にやりたいことをやれるよう、身近な人を幸せにできるよう、できることからコツコツと、僕はブログを書き続けていきます。