パリ最古、1766年創業のレストラン「Lapérouse」へ

フレンチ

1766年創業、セーヌ川沿いのフレンチレストラン「Lapérouse / ラペルーズ」ってご存知ですか?

パリ最古のレストランで、ルイ14世はこのお店でプロポーズをしました。

そして、近代フランス料理の父、オーギュスト・エスコフィエもシェフをしていたお店です。

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お店の雰囲気

かつてミシュラン三つ星だった時期もあり(いまはビブグルマン)

外から見ても超豪華、というか入れる気がしません(笑)

今日はたまたま、前職の同僚の人から誘ってもらったので入れましたが

普通は気後れしますよね、この雰囲気。

しかも、今日はシェフパティシエの方の紹介ということで、個室!

(通常は席料が一人50ユーロくらい…)

隣の部屋がルイ14世がプロポーズした部屋、その隣はセーヌ川の河原から直通の隠し扉付き(笑)

建物全体が文化遺産です(後半に内装写真を紹介します)。

でも、お店の方たちはすごく優しく英語でも説明してくれます。

少しわからなそうな顔をすると、すぐに言い換えてくれる、やさしい!

個室ということもあり、すごくリラックスできました。

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おすすめ おまかせコース

今回はシェフパティシエの方の紹介、ということでおまかせのコースをいただきました。

若い者はたくさん美味しいものを知っておけ、という大盤振る舞い。

デギュスタシオンコース(おまかせコース)でデザートは全種類

 

ワインもシャンパーニュから素晴らしい白を二種類・ピノノワールを一種類。

おかわり含めて6杯近く飲んでます(ほぼ一本 笑)

ウェブを見てもお任せのコースが見当たらないので

もし行きたい方は、予約するときに相談するといいでしょう、こんな感じで。

Is it possible to have a degustation course for us ? The budget is aroud 80 euros.

ここからメールでの問い合わせもできます。

 

また、フレンチ料理人の人が行くなら

I’m a japanese cuisinier working in a french restaurant.

I hear that your chef pattisier is japanese famous pattisier “Ryotaro-san” , right ??

のような会話を挟むと、ちょっといい事があると思います。

 

シェフパティシエの佐藤亮太郎さんはいろいろな記事で取り上げられています。

もとギー・サヴォアという三ツ星レストランの副シェフパティシエもされた方。

世界で活躍し「日本」を発信する日本人に選出/内閣官房国家戦略室など。

ではサクッと料理たちを紹介していきます。

アミューズ トリュフクリーム入りグジェールとスモークサーモン

グジェール食べるとふわっとトリュフの香り。

スモークサーモンとディルもシャンパーニュによく合います。

シャンパーニュ Bollinger / ボランジェ

ウェルカムドリンクがボランジェです。

この時点で若干焦りました。これ、一杯20ユーロくらいだよね…って

(その後もっと驚くことに…)

醤油とバルサミコでマリネしたマグロとグリンピース

少し和食テイストです。

軽くソテーして、醤油とバルサミコを合わせたソースでマリネした漬けマグロ

合わせるのがほの甘いグリーンピース。

軽くてとても食べやすい一皿でした。

白ワイン 2012 Chassagne Montrachet / シャサーニュ・モンラッシェ

一緒に出てきたのはオリビエ・ルフレーヴのシャサーニュ・モンラッシェ。

日本で買うと仕入れが6,000円弱、ボトルで頼んで1万円超えるでしょうか…

すごく上質で舌に絡む甘さと香ばしさ、マグロが生臭くなることもなくぴったり合いました。

ホタテのソテー・ズッキーニのソテーと菊芋のピュレ

美味しい時期になってきたホタテ貝(サン・ジャック)のソテー。

中は火が通りすぎず、モチっとした食感でとても美味しい。

マッシュされた芋もまた、とてもホタテ・白ワインによく合います。

白ワイン 2014 Meursault / ムルソー

一緒に出していただいたのが、こちらのムルソー。

僕らのために開けていただいて、非常に恐縮。

少し温度低かったので、温めつつ、空気に触れさせて変化を楽しんでたら

ホタテ食べ終わりかけの頃に花開きました(笑)

不思議ですよね、あのねっとりした香りの複雑さ。

地価の高い畑で育つと、こうも違うのか…と。

もちろん作り手さんの技術もすごく大事だけど。

コート・ド・ヴォー(仔牛肩ロース)のロティ

仔牛の肩肉コートドヴォーとマリネしたアンディーヴのお皿。

じゃがいものチュイル(パリっとしたやつ)の作業が細かい(笑)

もちろんお肉の火入れも丁寧で美味しく、油っこいこともありません。

ワインと合わせながらあっという間に完食。

ソースもサラッとしてました、うまみはあるけどサラッとしてる

いわば、旨出汁醤油みたいな感じでしょうか。

赤ワイン 2015 Champimonts Beaune Premier Cru / ボーヌ・シャンピモン・プルミエ

赤いドライフルーツみたいな香りも濃いし、酸味も感じるけどしつこくなく

仔牛と出会うために生まれてきたようなワイン。

グラスが減ってると、気づいたムッシュが足してくれるので飲みすぎてます…

デザート8種類

これは三人でもきつかったです(笑)

でも全部おいしかったので、ほとんど完食。

カワイイモリ ホワイトチョコと抹茶のケーキ、柚子のソルベ

シェフパティシエが有名な日本人パティシエということもあって日本名。

「かわいい」は世界で通じる言葉です。

ホワイトチョコと柚子ですごくすっきり。

グリオットというサクランボをアルコールに漬けたものは、度数が高くてきつかったです。

ワサビみたいに、少しだけ添えるのがおすすめ。

ババ・オ・ラムとマンゴーのソルベ

少しぶれていますね、すみません。

こちらは普通のババなんですが、マンゴーとパッションフルーツのソルベを一緒に食べると

すっきりして、あ、いくらでも食べられるかも、と勘違い(笑)

タルトシトロンと牛乳のアイス

タルトシトロンも評判高いんです。

少しシナモン香クランブルに入ったとっても滑らかなレモンクリーム。

美味しかったなぁ。

そしてこの真ん丸にくりぬかれたアイスがまた!

こんなきれいにくりぬけません、僕…

スプーンでくりぬいてこの形ですよ、信じられない。

イチジクのコンポートとバニラアイス

透明の耐熱ラップで温めたイチジクのコンポートをテーブルで盛り付けてくれます。

フレッシュ感の残った柔らかさと甘すぎず、ほどほどに赤ワインが染みた味付けがちょうどいい。

体力に余裕があれば、ウイスキーとかほしくなりますね。

看板メニュー、プラリネのスフレとキャラメルソース オレンジのソルベ

こちらが看板メニュー。

1890年から提供しているというプラリネのスフレ。

プラリネとはカラメル状にした砂糖とローストしたナッツを混ぜ合わせ、ペースト状にしたもの。

そのスフレに塩バターキャラメルのソースをかけるので、しっかりキャラメルです。

オレンジのソルベと一緒に食べると不思議といくらでも食べられる、という恐ろしさ。

モンブラン

このあたりから記憶が少しあいまいです、すみません。

こちらはメレンゲがすごく美味しかったです。

この厚みで、これだけ軽いメレンゲってなかなか出会わない。

栗のクリームも濃厚でウイスキーなんかとも高相性なんだろうな…

アイスの盛り合わせ モヒートのソルベ・ピスタチオのアイス・バラのアイス

こちらも写真がひどいですね。

奥の白いソルベがモヒート(白いけど本当にモヒートの味がします)

左エ手前の少し桃色なのがバラ。本当にバラの香りがぶわっとする。

そして緑がピスタチオ、しっかりとピスタチオで滑らかかつ凝縮感があるアイスでした。

りんごのパンペルドゥ

パンペルドゥはフレンチトーストみたいなケーキです。

ブリオッシュという柔らかく甘いパンに卵液を染み込ませて焼いたもの。

その間にソテーしたリンゴが挟まれています。

添えてあるのはキャラメルアイス、しっかりしたキャラメル感が印象的。

アイスクリームのクオリティが高くて食べすぎました…

エスプレッソとミニャルディーズ

ミニャルディーズはコーヒー頼むとついてくるお菓子のこと。

今日のお菓子は赤いフルーツのゼリーとガトーショコラ。

すでにお腹いっぱいでしたが、美味しくいただきました。

これにて完食!

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お会計 若手料理人の友達価格で100ユーロ弱

今日は完全に特別対応をいただいたので、値段は控えさせていただきます。

でも、この高級感・そしてどれも美味しいクオリティ。

誰か特別な人が来た時には、一緒に行きたいお店です。

空間のぜいたくさも含めて最高。

豪華すぎる内装

最後に建物を案内いただいたので、少し内装もご紹介します。

偉い人が密談していた部屋だそう。

ヴィクトル・ユーゴーとかマルセル・プルーストも来ていたそうです。

こちらがセーヌ川に通じていた扉。

時の権力者が一人でディナーをしているように見せかけて

外から来た外交官や反体制派のキーマンと密談していたのでしょう(妄想 笑)

大広間は照明のスイッチの場所が分からず薄暗いけど、ここは12人席だったかな。

セレブリティがご家族でいらしたら使うのでしょう。

もしくは何かのお祝いか。(縁遠い世界です…)

トイレの扉でさえこのデザイン。

銅板なのでしょうか、この板は。

そして、ご婦人はドレスだし、紳士もハットとステッキという…ルネッサンス(笑)

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Lapérouse ラペルーズ

お店はセーヌ川沿いです。

51 Quai des Grands Augustins, 75006 Paris

4・10番線 Odéon / オデオン 徒歩7分 7番線 Pont Neuf / ポンヌフ 徒歩7分

01 43 26 68 04

夜7時から深夜1時 日曜休み

ウェブ予約可

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