マレから歩ける中華街、ミシュランシェフからおすすめされた中華レストランがこちら。
家常菜館/Le lac de l’ouest 漢字の通り、家でいつも食べる家庭料理。
気取らなくって安いから、パリのシェフ、そしてパリに来る日本人にも人気のお店です。
お店の雰囲気
お店は2年くらい前に改装して、結構きれい。
(写真撮り忘れました、すみません)
入り口のドアの立て付けが悪いので、冬は入り口付近に案内されたら
「待ってもいいから別の席をお願いします」というのがおすすめ、本気で寒いです。
円卓も3つあるから8人くらいまでなら一緒に座れます。
(ただし、人気店だから並ぶ可能性大。金曜8時前に5名で行って20分待ち)
料理がどれも美味しいし、みんな愛想はないけどちゃんと仕事をしてる。
パリでこれくらいいいお店はなかなかないです。
しかも、びっくりするくらい安い(ポイント:ワインを頼むと仕上がりの値段も落ち着きます)。
おすすめ 水煮牛肉
ここはミシュランレストラン「ラルケスト」の伊藤シェフから教えてもらいました。
シェフもおすすめしてたのがこちらの水煮牛肉。
鶏がらだしに醤油ベース、にんにく・しょうが・山椒・唐辛子で味付けされたスープに
軽く火が入ったくらいの柔らかな牛肉、フレッシュな白菜、豆腐とパクチーが入った鍋。
この大サイズで28ユーロだったかな、正直これだけで3人前のおかずです、お得。
牛肉があれだけ柔らかいのに赤っぽいのは、バラ肉を低温で加熱してるのからかな。
出汁は肉じゃがの汁に担々麵の肉みそを混ぜて辛くした感じ。
イメージつくでしょうか…とにかくおいしいのです!
牛肉鍋(大) 麻婆豆腐 海老 青菜炒め ご飯4つ ロゼ+赤ワインで92ユーロ
麻婆豆腐も程よい辛さで、豆腐は柔らかめの絹ごしタイプ。
にんにく生姜も軽く効いて、美味しくて素直な味です。
醤油が強い、とか味噌が強い、ってことがなくバランスが取れた麻婆豆腐でした。
海老の黒酢ソースもまた、チョイスオッケーイでしたね。
ちょっと油が強いお皿が続いていたので、口の中がすっきりする酸味がありがたい。
黒酢醤油のソースと青ネギ、さっと炒めた海老のコンビはたまらんです。
レシピ探して再現したい一皿。
青菜のにんにく炒め、今日は青梗菜でした。青梗菜、ときどききくらげ油揚げ。
油揚げがいい仕事をしています。
油揚げというより、湯葉を素揚げした感じ。
旨味が強いから青菜炒めが単調になりません。
ご飯はタイ米と同じ系統の香り米なので好き嫌いあるかもしれませんが、全品大満足。
ワインはプロヴァンスのロゼとコートデュローヌの赤ワイン、どちらも破格の15ユーロ!
何と5人で92ユーロという破格の仕上がり会計になりました。
なんとまぁ!驚きの値段です。また来る!
家常菜馆 Le Lac de l’Ouest (漢字とフランス語表記が違います)
7 Rue Volta, 75003 Paris
3・11番線 Arts et Métiers (アーゼメチエ)徒歩3分
01 42 77 30 82
12時から2時・夕方6時から10時 日・水はランチ休み 無休
パリの中華レストランまとめ
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