海外で暮らすと、日本の味が恋しくなることありますよね。
でも、日本から持ってきた食材は使い切っちゃったし、日本食スーパーだと高くて買いたくない。
そんな時に使える5つの調味料を「あなたの存在に助けられた順」にご紹介します。
第1位:片栗粉→Maizena(マイズナ)
片栗粉が一番最初になくなりました、唐揚げ作ると消耗早いです。片栗粉の代用品は、スーパーで買えます。それがマイズナ / Maisena(コーンスターチ)。
使い方はほとんど片栗粉と一緒で、水に溶いたマイズナを加えれば大丈夫。片栗粉よりも粘度が低いので、少し多めに用意してもいいでしょう。もちろん、唐揚げにだって使えます。ラムのソーセージを使った麻婆豆腐のレシピはこちらに。
第2位:かつおだし→ Fumet de Poisson(フュメ・ド・ポワソン)
魚介の出汁がほしい時に、さっと使えるのが顆粒や粉末の魚介だし。
Fumet de PoissonかBouillom de Poissonという名前のものを買いましょう。
ちょっと大きなスーパーに行くと、貝の出汁やエビ・カニの出汁も売ってます。
貝はBouillon de coquillages ブイヨン・ド・コキヤージュ。
エビ・カニはBouillon de crustacés ブイヨン・ド・クルスタス。
エビ・カニ出汁が一番贅沢活使いやすいけど、魚介でも十分ほっとします。
フュメ・ド・ポワソンを使った簡単レシピ
人参小1/4本・玉ねぎ小1/4玉・じゃがいも小1/2玉を千切りにする。
300MLのお湯を沸かしてフュメ・ド・ポワソンを加え、
溶けたら野菜の千切りを加える。
野菜に火が通ったら塩で味を調えて完成。
第3位:ねりごま→ピーナッツバター
そっくりなんです。ゴマとピーナッツが??と思うかもしれませんが二つとも油分の多い種子なので近い味です。
すりごまは中華スーパーで売ってるんですが、高いんですよね。でも、ピーナッツバターは安いし、大きさも大小いろいろ売っています。担々麵やバンバンジー、ゴマドレッシングだって作れます。(少し甘いので、砂糖の分量を半分くらいに減らいましょう)
ピーナッツバターを使ったゴマダレレシピ
下記の材料を混ぜるだけ
◎ピーナッツバター:大さじ2
◎醤油・マヨネーズ:各大さじ1
◎酢・砂糖・ごま油(サラダ油でも可)・(あれば味噌)小さじ1
第4位:味塩コショウ→MÉLANGE SATAY(メランジュ・サテ)
味塩コショウのように万能で、何に絡ませても美味しくしてくれるのがこちらも中東生まれのスパイス:サテです。
原料は唐辛子、ゴマ、エビ、乾燥ニンニク、ピーナッツ、大豆油、シナモン、八角、フェンネル、ターメリック、コリアンダー、塩、砂糖。
これを絡ませると唐揚げでも、焼肉でも、何でもおいしくなります。オーガニックに作られた、プリングルスのあの粉のような病みつき調味料ですね。
サテを使ったチキンロースト
鶏モモ肉一本分を一口大に切る。
じゃがいも大1個を2センチ角くらいに切ってレンジで1分ほど加熱する。
フライパンに油をひいて、モモ肉を皮面から焼く、じゃがいもも一緒に焼く。
全体に火が通ったら、鶏肉とじゃがいも、サテ大さじ1を入れて全体にまぶして完成。
第5位:ゆかり→SUMAC(スマック)
スマックはウルシ科の植物の実を乾燥させたもの。
梅のような酸味があって、お酢が食べられない人たち(醸造酢はアルコールなのでムスリムでは禁止)の料理で酸味漬けにも使われるとか。レストランで食べたときには驚きました、なんでゆかり持ってるの?って(笑)調べてみたらこのスマック、中東では塩やタイム・ゴマと合わせてザータルという名でナンにかけたりして食べられるそう。
タイムを海苔に変えたら、ゆかりのふりかけとそっくり!
スマックを使ったゆかりパスタレシピ
パスタをいつも通りゆでる
熱したフライパンに下記を入れて、和える。
◎オリーブオイル・マヨネーズ・スマック各大さじ2
お皿に盛りつけて、シブレットのみじん切りをふりかける。
パリで味わえる日本の味
自炊じゃなくって、外食で和食を味わいたい方はこちらがおすすめ。
奏 かなで
コスパも高く、お店に置いている自然派ワインと和食の相性が抜群。
お店のオーナーさんが日仏ハーフで、日本語が上手いし優しい。
2人でワイン一本、きちんと食べても80ユーロくらい。
SANJO さんじょう
京都は木屋町三条にあった長浜ラーメンがパリ進出。
細麺と豚骨のからみは日本で食べる終電後のラーメンを思い出させる。
ピラミッドのモノプリ真裏。
円 えん
ちょっと高いけど、本格和食だとこちら。
ソバは毎日手打ちしているから絶品だし、すべての品が美味しい。
料理長は吉兆出身。
年単位の長期滞在する人は、一時帰国リストも作っておきましょう。