Hotel Le Mourice “Cédric Grolet” のアフタヌーンティーは70€

ホテルムーリスパリアフタヌーンティーはセドリック・グロレスイーツ

なんと、あの!ホテルムーリスのアフタヌーンティに行ってきました。たまの贅沢、というか東京から素敵なケーキ屋さんをやっている友達が遊びに来たのでせっかくだし!と。

ワールドベストパティシエのアフタヌーンティー@ホテルムーリス

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ホテルムーリスは五つ星を超える格付けのパラスホテル。エグゼクティブ・パティシエはワールドベストパティシエ2018を獲得したCédric Groletさんです。どこにあるかもよくわかってなかったので、予約もひと苦労 笑

©dorchestercollection.com チュルリー公園とヴァンドーム広場の間です


予約はこのページから。アフタヌーンティーレストラン・ル・ダリというホールでいただけます。

メニューでは60€と書かれていますが実際に払ったのは70€。ホテルなのでいろいろ含まれるのでしょう(ざっくり 笑)。パリに旅行に来た時にはおすすめです。

空間のぜいたくさ、フランスらしいケーキとコンフィチュール、そしてCédric Groletさんの例のあれ、気になりますよね。

©Cedric Grolet フルーツモチーフのケーキはもはや芸術品

パラスホテル(格付け五つ星以上)のホテルには緊張

せっかくいいホテルなのでUBERで乗り付けました。ドアマンに車のドアを開けてもらうと気分が上がりますよね。レセプションで名前を告げると席に案内してくれます。

ぜいたくな空間ってこういうことなんだなって圧倒されました。こんなところに泊まる人もいるんですよね、別世界。写真程は整然としていませんがとっても贅沢。

© https://www.dorchestercollection.com/

ご注文は、もちろんアフタヌーンティー

お茶の種類がたくさんあってしばらく悩みましたがミントの香りも入ったCasablancaという紅茶にしました。シャンパーニュつけると20€くらい高いんですよね…なやましい。

マッサージの後にティータイム、というプランもあるんですね!(250€~)

紅茶はKUSUMIのものが多かったです。このホテルのグランシェフ・アランデュカスさんもKUSUMIを監修してますものね。

しばし待つと銀のポットに入ったお茶が登場です。緊張して写真忘れました(笑)お茶を飲んでようやく落ち着いてきます。

大満足の三段アフタヌーンティー

アフタヌーンティーのセットはやっぱり三段

一番下がフィンガーサンドイッチ4種類、真ん中にスコーン2種類、一番上がケーキ3種類です。

1段目、しょっぱいものからいただきました。

シャンパーニュあったら最高だけど、一杯20€ですもん、うちで買ってるシャンパーニュ一本20€なのに…。

サンドイッチはブリオッシュに生ハム(脂部分と赤身部分など数種類)、黒パンにスモークサーモンとクリームチーズ、カリッと焼いたパンドゥミにキノコのピュレとベーコン、バジルを練りこんだブリオッシュにバジルとトマトと黒ゴマ、の組み合わせ。

キノコのピュレサンドが美味しかったです。シャンピニオンデュパリをソテーしたときの豊かな香りがサンドイッチから湧いてきて幸せな瞬間でした。

スコーンは焼き立て、サクッとしてます。焼き立てですっごく美味しいのですが、ペースを抑えるならこのタイミング。持ち帰ることもできるので、2人だったら半分ずつ食べてもいいかも。

マーマレードの粗さが絶妙です。苦みを感じる絶妙な存在感がたまらない。

プレーンスコーン、ブルーベリーのスコーンの2種類でブルーベリーのスコーンはずっしりジャムが詰まってます。思い出せばブルーベリースコーンがが一番重かった(笑)

ベストパティシエのケーキが三種類!

いよいよ、3段目

朝食を控えめにして来たわれわれですが、この時点で腹六分。今日のタルトはグロゼイユマクロー。西洋スグリと言われるらしいですね、フランス語だと鯖スグリ(笑)青っぽくて筋が入っているところからでしょうか。これは酸っぱくてプチっとしてて、とっても僕好み

クランブル(少し生っぽいクッキー)にはフランボワーズジャム。フレッシュのフランボワーズとピスタチオのこの子は少し重いけど芳醇な味わい。重たい生地と甘いジャムをフレッシュのフランボワーズが癒してくれます。

そしてセドリックさんの代名詞ともいえる果物をかたどったケーキ。今日はイチゴでした。ヘタは本物です(笑)。

割ると中にはコンフィチュール。このコンフィチュールも食感の残し具合が素敵。触感はあるけど、芯はない、ぜいたくな感じでした。

ワゴンサービスでおすすめの焼き菓子も

食べ終えた後に、ワゴンの青年がいらっしゃってガトーバスクはいかがですか?と。おなかいっぱいだけど、いただきましょう。(友達はお腹いっぱいで食べられず…)

アーモンドプードルを使っているのかサクッとして香ばしい、そしてプルーンはジューシー。さすがにすべて美味しかったなぁ、いま思い出しても美味しい(笑)

宝石のようなケーキたち


パティシエの子と一緒だったのでショーケースに並ぶ作品たちも見せていただきました。さすが一つ20€を超えるケーキたち、宝石みたいですね。なんというか、別世界(笑)超ぜいたくでした。

アフタヌーンティーが好きな人が来たらまた行きたいな。高いので一年に一回くらい。久しぶりに会いました、嬉しかったです。

Restaurant Dali  Hotel Le Meurice

電話番号 01 44 58 10 10
住所  228 Rue de Rivoli, 75001 Paris
営業時間 15:30-18:00 無休(アフタヌーンティー)
12:00-14:00 日曜(ブランチ)
ウェブからも予約ができます。

セドリック・グロレ氏の新店舗(オペラ)やムーリスのテイクアウト、宅配などについてはこちらの記事に詳しくまとめています。32歳で世界一の称号を手にした天才の経歴なども。(→記事を読む)