フランスと日本、似てるけど違う食材の使い方・コツとおすすめ料理法

豆知識

フランスのスーパーで、マルシェで、日本と似ているけど違う食材に会ったことありませんか?

これってキュウリみたいだけどサイズ違う
スーパーで売ってるねぎが太くて固いんだけど、なにこれ。
キャベツを日本と同じように使ったら硬くて食べられないんだけど、どうしたらいい?

そんな事件はわが家にもありました。
今日はそれぞれの使い方解決方法、そしてフランスだからこその食材をご紹介。

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似ているけどちょっと違う食材たち

キュウリ Concombre

フランスのキュウリはConconbre(コンコンブル)って名前。
スーパーで買うと日本のキュウリの倍の長さで倍の太さ、でっかいです。

キュウリのポイントは二つ。

芯のの部分は柔らかすぎでブヨブヨです。
皮がけっこう固い

解決方法

キュウリを使うときは使う分だけ切って
タテに4分割して芯を外します

皮を下にして薄切りにして塩もみして使いましょう

ねぎ Poireaux

スーパーで普通に買えるねぎはPoireaux/ポワローです。
日本だとリーキ・ポロねぎなんて呼ばれています。

ポワローのポイント

このねぎは硬いです
刻んで生で食べたい、タレに入れたいってときも硬くて美味しくない

解決方法

生で食べたいときは細めの水分が多そうなものを買いましょう。
太いものでも、皮を二枚くらいむくと柔らかいです。

白髪ねぎならふつうに水にさらして使えるし
細かく切ればタレに入れても大丈夫です。

しっかりバターで炒めるとなお美味しいので、
ポワローでポタージュとか作るのもおすすめです。

ナス Aubergine


ナスはフランス語でAubergine(オーベルジーヌ)
とにかくでかいです。

ポイント

だいぶ大きいので、皮が固いです。
そして結構あくも強め

解決方法

皮は半分くらいむいて使いましょう。
縞々に向いちゃってから切ると楽です。

切ってからは五分くらい水に漬けます
水がだいぶ茶色くなりますが、それがアク。

炒めるときは油をしっかり。
揚げたり、多めの油で火を通すとトロッと美味しく仕上がります

キャベツ Chou Vert・Chou Frisé

スーパーで売っているキャベツは主に二種類。
Chou Vert/シューヴェールという普通のキャベツと
Chou Frisé/シューフリゼと呼ばれるちりめんキャベツ。

ポイント

どちらのキャベツも硬いです。
固くて分厚くてしっかりしてる。

解決方法

キャベツはしっかり熱を通して食べましょう。
芯の方は薄くスライスして、
葉も1センチ以下の幅に切った方が美味しいです。

おすすめはちりめんキャベツを千切りにして
ベーコンと一緒に炒めてコンソメを加えて煮詰める付け合わせ。
やさしくて美味しいのでクセになります。

大根 Radis

大根はRadis/ラディ。
日本のおしゃれなお店で使われる赤いラディッシュと同じ言葉です。

ポイント

スーパーなどで売ってる大根は
皮が黒いRadisNoir(ラディノワール/黒大根)。

けっこう”す”が入っていることも多いです。

解決方法

まず、表面に張りがあるものを選びましょう。
大根おろしにするときも、煮物にするときも皮はむいて使います。

サンシャルルのマルシェやマルシェイエナなどに行くと
日本と同じ大根も売ってます。
これはRadisBlanch/ラディブランと呼ばれています。

しし唐 売ってません

スーパーやマルシェでしし唐によく似た青い唐辛子を売っています。
Piment Vert/ピマンヴェールと書いてありますね。

ポイント

これはしし唐とは全く違います
麻婆豆腐をつくるなど、辛い唐辛子がほしい時に買いましょう。

辛いのがほしいのに、辛くないものにぶつかることも多い(笑)ので
その時は唐辛子粉を多めに入れるなど、調整が必要です。

とにかく辛い青唐辛子がほしい時は
中華スーパーに行くと売っています。

タイとかでも使われる
小粒の辛い唐辛子はPimentFort/ピマンフォー
強い唐辛子、という名前で売られています。

サツマイモ PatateDouce

サツマイモはPatateDouce
甘い芋って意味ですね。

日本みたいに何種類もありません。

ポイント

日本のサツマイモほど甘くはありません
そしてちょっと固いかも。

解決方法

一般的な手法だけど、買ってきたらまず寝かせましょう
出来れば新聞紙で巻いて、二週間くらい日の当たらない涼しい場所に置いておきます。
冷蔵庫に入れると低温障害をおこして悪くなっちゃうので要注意です。

食べるときも長めに加熱すると美味しいです。
70℃くらいが一番でんぷんが糖に変わるので
炊飯器を使って加熱するのもかんたんでいいですね。

イチゴ Fraise

イチゴはFraise/ フレーズと呼びます。
けっこう年中、スペイン産のものが出回っているかな。

ポイント

味のないイチゴ、酸っぱいだけのイチゴがたくさん出ています。
八百屋さんで大きな木箱で売ってるやつとか要注意

解決方法

イチゴは種類を選びましょう。
5-7月くらいに出てくる
Gariguette(ガリゲット)とMaras de Bois(マラデボワ)という品種がおすすめ

フランスのイチゴについて調べて記事はこちら

酸っぱいイチゴを買っちゃったら、トマトとイチゴとモッツァレラでサラダにするか
コンポートにしちゃうのがおすすめです

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パリでも手に入る日本の野菜とその名前

白菜 Chou Chinois

ちょっと大きなマルシェやアジア系スーパーに行くと売っています。
名前はChou Chinois/シューシノワなので中国のキャベツ、という感じですね。

秋の終わりから春にかけて売っています。

もし、それ以外の時期に食べたかったら
Kmartなどのアジアスーパーはいつでも売ってます。

大根 RadisBlanc

上にも書いたRadisBlanc/ラディブランは日本の大根と同じもの。

白菜と同じく、Kmartなどでは年中手に入ります。

にら Ciboule de Chine

にらはCiboule de Chine/シブールドゥシン、中国のねぎです。

にらはマルシェにはほとんど並びません。
買いたいときはアジア系スーパーに行きましょう。
一束4-6ユーロくらいのところも多いから、ちょっとした高級食材です。

青ネギ Ciboulette・Ciboule

おでんやタコ焼きにのせる青ネギはCiboulette/シブレット。
これはどこでも手に入ります。
熱の変化や水分に弱いのでキッチンペーパーに巻いて冷蔵庫の野菜室に保存。
そして三日以内に使い切ってます

ちょっと太めの青ネギは
Ciboule/シブールと呼ばれ、夏の時期によく出ています。
炒飯に使ったり、蒸し鶏に使ったり、日持ちもするので使いやすい

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パリだから食べてほしい食材

ジロール茸 Girolle

秋が来たらキノコを食べないともったいない。
日本では高いフレンチ行かないと目にしないGirolle / ジロール茸ですが
どこの八百屋にも並び始めるのが10月くらい。

10・11月がいい時期なので、この時期にパリにいたら必ず食べましょう。
Airbnbに泊まってたら、マルシェに行ってこれを買って
ベーコンと一緒にバターで炒めて白ワインだけでも最高です。

平たいモモ Pêche Plate

5-8月のパリでは必ず食べてほしいのが平たいモモ。
Pêche Plate / ペッシェプラと平たいモモとして売られています(笑)

日本だと蟠桃という品種がそっくりなのですが
それと同じなのかな。
とにかく味が濃くて美味しい

ライチ Litchi

日本だとあまり食べたことなくて台湾で初めて食べたフレッシュライチ
パリには6・7月のフランス産ライチの時期
12月・1月のアフリカ産の時期に出回ります。

アフリカ産が手ごろだから、その時期にデザートに使うレストランも多いです。
ピエールエルメのイスパハン(ライチとフランボワーズとバラの組み合わせ)も有名ですね。

美味しいんですよね、いくらでも食べられる(笑)

牛のかたまり肉 Cote de Boeuf

フランスはとにかく牛肉が美味しいです。
スーパーで買っても美味しいのに驚きます。

そしてお肉屋さんで買うコートドブッフとかサガリ(オングレドブッフ)は絶品。
とろけるA5の肉とか興味なくなりました。

肉は肉の味がするかたまり肉に限ります。

鴨ロース肉 Magret de Canard

鴨肉も美味しいですよね。

日本では鴨胸肉なんてレストランか、
居酒屋の薄切りにした鴨ロースくらいしか食べないけど、
スーパーでも鴨胸肉のかたまりが買えます。

Magret de Canard / マグレドキャナーは
フォアグラのために育てられた鴨の胸肉。

ぜひ塊のまま焼いて食べてみてください。

牡蠣 Huîtres

日本の牡蠣もいいけれど、フランスの牡蠣もたまりません

フランスの牡蠣は少し小さくて味がギュッとしてる
日本よりも生でもお酒がくいくいすすむ感じがします。

去年の冬には鍋一杯に牡蠣を買ってきて
二人で50個以上食べてました(笑)
いろいろ試した結果、合わせるのはレモンが一番、エシャロットビネガーが二番手でした。

品種は日本と同じなんですよね。
これに関しては素敵なエピソードも。

ムール貝 Moule

日本のレストランでモンサンミッシェルのムール貝って見たことありません?

少し小ぶりで、食べ応えないじゃんと思ったものですが
こっちの方が味がしっかりして美味しいと思うように(笑)

セロリ・玉ねぎなどと白ワイン蒸し煮するのが基本ですが
チョリソーを少し足すと味に複雑さが出るのでお勧めです。

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